テーピングの種類(選び方A)

テーピングは幅、伸縮、非伸縮で大きく大別できることを「テーピングの種類」で説明しました。部位や強度に応じて、テーピングを使い分けることができます。
 
近年テーピングが機能的に進化してきており、さらに細かく分類され、使い分けることができます。

 

撥水、防水テーピング

元来テーピングは、布の基材に粘着剤をつけたものです。そのため、雨など水がかかると、すぐに剥がれてしまうという弱点がありました。それを補うために、基材に「撥水機能」を持たせたテーピングが出てきました。メーカーHPでは、流れる水の中でテーピングを巻いている動画を見ることができます。サッカーやラグビーなど、雨など関係なく行うフィールド競技などでは重宝する機能かと思います。もちろん生活防水(水道の水がかかる)などでも機能を発揮します。
※体内から発する汗に関しては、撥水加工をしていても剥がれやすくなります。
 
さらに、完全防水テーピングも開発されています。従来の布基材ではないため、一慨には比較できませんが、水中で動くようなスポーツには有効でしょう。
※競泳などテーピングが禁止されている競技には使用の注意が必要です。
 
一方、各メーカーはあまり述べていませんが、基材表面に撥水コーティーングがされているため、基材面上に接着する(テーピングの上にテーピングを接着させる)と剥がれやすい可能性があります。
 
また、撥水コーティングが通気性をどの程度犠牲にしているのか不明です。通気性が悪くなると、ムレが生じ、かぶれなどの原因になります。安易に撥水加工を選ぶのではなく、用途に応じて使い分けましょう。
 
メーカーによっては、そのままお風呂に入っても良い、と説明しています。ただ、特殊な理論テーピングを除き、基本的には「寝ている時にテーピング効果を発揮することはほぼない」、と言えますので、お風呂に入った際には、テーピングを剥がしましょう。

 

皮膚に優しい

テーピングの弱点、で詳しく説明していますが、皮膚に直接貼付するテーピングでは、皮膚トラブルを生じる可能性があります。各メーカーは、通気性や粘着剤を工夫し、皮膚トラブルを生じないよう工夫しています。
 
テープを剥がすときには、皮膚の表面の角質層の一部がいっしょに剥がれてしまい、肌が赤くはれたり、かぶれるといったトラブルが起こります。特に乾燥肌の方や高齢者、赤ちゃんには注意が必要です。テーピングを剥がすテクニック、前処置、それに付随するスプレー用品など各メーカーが工夫しています。
 
テープかぶれしやすい人や長時間貼付する場合には、皮膚に優しい、と謳っている商品の購入がおススメです。

 

自着式テーピング

いわゆるバンテージと言われ、テーピング通しでくっつく機能があります。数回の巻き直しも可能であり、直接粘着剤で肌に貼付するタイプに比べ、皮膚トラブルも少ないとされています。手で切れるタイプが多く、操作性も抜群です。
 
制動固定力は低めですが、テーピング初心者には扱いやすいテーピングです。「ラップ巻き」といって、痛みのある関節や筋肉をぐるぐる巻きにすれば、ある程度痛みが軽減することが可能です。
 
ただ、テーピングの本質を学び、必要最低限のテーピングで結果を出せるようになれば、ほとんど使用する機会がなくなるでしょう。


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