テーピング貼付時の注意事項A

テーピング貼付時の注意事項A

シワを作らない

まず重要なのは 『シワ』 を作らないことです。それが基本であり、一番重要なことです。
ではなぜシワができるとだめなのでしょうか? テーピングはまっすぐに垂直方向へのストレスには何十キロという重さに抵抗することが可能です。これはテープの素材にもよります。しかしシワが入っていたらある1点のみに集中的に圧がかかってしまう恐れがあり、テーピング本来支えることができる力よりも軽い力で切れてしまう恐れがあります。それでは関節や筋肉を保護できなくなります。
 
またシワができることで、テーピング唯一の弱点である 『かぶれ』 を生じさせる恐れがあります。シワの部分で皮膚を引っ張り、シワができると言われています。
 
テーピングを正しい方向に誘導し、正しいテンションで巻けばシワはできません。シワができたということは、何かしらのサインですので、巻き方をもう一度チェックする必要があります。
 
※番外編
キネシオテーピングでは意図的にシワというものを作ります。筋肉を伸ばした状態で、テーピングをゆっくり貼ります(乗せる感じ)。筋肉が伸ばされた状態で貼付しているため、関節を中間位に戻すとテープは縮みシワができます。そのシワで皮膚を持ち上げ、その下方にあるリンパや血流の流れを良くすることが可能としています。それにより筋肉の状態が改善され、痛みの改善にも役立つとされています。スポーツテーピングの理論と混同しないように気を付けて下さい。
○しわができたら要チェック。何かのサインと考えてください。

 

テンションを一定に

次に重要なことはテープを貼るときは常に 『テンションを一定に保つ』 ことが必要です。テンションを一定に保つことで、テープの行きたい方向が定まり、最短距離を通ります。この最短距離で、関節の動きを制動します。
言い換えればテンションが一定でなければ前述したシワができる恐れもあり、制限したい動きを制限できない可能性があります。テンションとシワは隣り合わせといえます。十分注意が必要です。
 
○常にテンションは一定である必要があります。
保存方法で説明した通り、横置きを必ずしてください。そうしないとテーピングが凹んでしまい、テンションが崩れてしまう恐れが出てきます。

 

ポイントを通過する

どの関節に対してテーピングを巻く場合にも目的があります。例えば足関節捻挫の場合には、捻挫する方向に制動をかけます。そのテープの貼る場所は 「ポイント」 があり、そのポイントを押さえて、より効果的な部分に貼付する必要があります。
 
ポイントさえ押さえていれば症状にあわせてより少ないテーピングで効果が出ることが多々あります。その一方で、ポイントがずれていると、せっかくシワなしにきれいに巻けていても、効果が半減したり、また逆効果になることもあります。
○各貼付方法で、重要なポイントがあるので、必ずそこを押さえましょう。

 

テーピング肢位

最後にテーピングを巻くときの ポジション です。捻挫に対するテーピングでしたら、巻き始めを少し捻挫した方向と逆方向の肢位をとってもらいます。そうすれば制動力は増し、テーピングのテンションに依存する量が減り、違和感も少なくなります。
 
また痛みが出る場合も同じで、痛みが出る直前の位置を確認し、その肢位までに制御するようにテーピングを貼付します。これがテーピング肢位です。
 
テーピング肢位の基本
☆痛みが出る逆の方向、痛めた逆の肢位から貼付し始める。
☆筋肉に貼付する際は、最大収縮をさせておく。(虚血状態を防ぐため)
 
〇テーピングの開始肢位で制動力や痛みの減少に役立ちます。


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